国の重要無形民俗文化財・相馬野馬追（そうま のまおい）は県内でも有名な祭り。このイベントは相馬市の他、南相馬市にもまたがって行われる相馬地区最大級の祭礼です。7月最終週の土曜日から3日間、相馬中村神社で行われる出陣式を皮切りに始まり、大きな盛り上がりをみせます。また、相馬沖合海域は冷たい「親潮(千島海流）」と温かい「黒潮(日本海流）」が交じり合い、豊富な水揚げと優れたおいしさで水産物が有名。小女子（こうなご）や青のりの佃煮などの特産品は絶品です。現在は試験操業などで水揚げ数が少ないものもありますが、市場に出回っているものは徹底した品質管理と検査が行われているので安心。子どもから大人まで幅広い層に支持されています。