切るたびに心ときめくファンタジックな羊羹に一目惚れ。長門屋の「Fly Me to The Moon 羊羹ファンタジア」
突然ですが、なぜか甘いものを食べてると次はしょっぱいものを食べて中和したくなりますよね。(その繰り返しで……。)それと同じように、ふと無性に和菓子が食べたくなることってありませんか?筆者は特にあんこ系の大福やどら焼きが食べたくなるんですよね。
それに緑茶との組み合わせで「やっぱり私の心は日本人だわ……(*´ u `*)」と改めて日本人の心を再確認しています。
そんな和菓子ですが、実は昨年から女性を中心に注目を集めている羊羹があるんです。ひと目で羊羹だということに気付かないほどのファンタジックな羊羹をご紹介します♪(^o^)/
幕末から続く老舗和菓子店「長門屋」
その注目を集めている羊羹を製造販売しているのが、会津若松市にある「長門屋」です。
創業から170年続く、老舗の和菓子店です。
▲本店▲
遡ること嘉永元年(1848年)。当時の藩主に「庶民のために和菓子を」と命じられ、庶民の手に入りやすい麦や小豆、黒砂糖を使った駄菓子を販売したのが長門屋の始まりです。
現在まで駄菓子や茶席菓子などを製造販売し、会津の人々にとっても馴染み深い和菓子店。
▲モダンな中にも趣のある店内▲
▲懐かしい駄菓子も販売しています▲
伝統と現代のセンスが織りなす話題の和菓子「Fly Me to The Moon 羊羹ファンタジア」
羊羹といえば、角切り状の小豆色になった形が一般的ですよね。それにおじいちゃんやおばあちゃんが食べる……地味なイメージを抱く方も多いと思います。
驚くことなかれ! そんな羊羹のイメージを一新した、話題の羊羹がこちら。
透き通る空に月と青い鳥が浮かぶ羊羹とは思えないビジュアル。ジャズのスタンダードナンバーになぞらえた商品名「Fly Me to The Moon(和訳:私を月へ連れて行って)」のロマンチックな世界観に、食べる前からうっとりしてしまいますね(*´ ▽ `*)
そしてパッケージは浪江町出身の日本画家 舛田玲香さんによるイラスト。色鮮やかに描かれたパッケージが一際目を惹きます!
ファンタジックは絵柄だけじゃない、羊羹の秘密……。
みなさん、羊羹の絵柄にご注目!月と青い鳥の絵柄をよーく見てみてください……。
羊羹を切り分けていくと、だんだんと三日月が満ちてゆき、暮れゆく空の中を青い鳥が羽ばたいていくのがわかるでしょうか!まるでコマ撮りアニメーションのように、絵柄が変化していくユニークな羊羹でもあるんです!
なんと、Fantastic☆(*゚▽゚*)
最後まで飽きさせない6種類の味わい
お味はというと、大地と山並みを形どった小豆羊羹が程よい甘さを残しつつも夕暮れを表現したシャンパン錦玉羹で大人の味わいに。
そして月と青い鳥に使われているレモン羊羹で爽やかな風味も感じます。国産鬼クルミとレーズン、クランベリーの歯ごたえある食感がアクセントになって最後まで飽きさせない美味しさ!
日本茶だけでなく、コーヒーや紅茶、ワインにもぴったりです♪
▲約2ヶ月間日持ちしますが、開封後はお早めにお召し上がりください。▲
まとめ
食べている時だけでなく、食べる前から心を鷲掴みにしてくれる「Fly Me to The Moon 羊羹ファンタジア」。店舗とオンラインショップで販売しているので、大切な人への贈り物にはもちろん、一日がんばった自分へのご褒美としてもおすすめです♪
また会津若松市の観光スポットである七日町通りに「長門屋七日町店」があり、そこでは長門屋のお茶菓子が楽しめるスペースがあります。そちらも街歩きの一休みとしておすすめスポットですので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^^)
会津駄菓子 長門屋本店〒965-0865 福島県会津若松市川原町2-10
8:30~18:00(定休日:年末年始を除き年中無休)
0242-27-1358