酒造が見学できる話題のスタディツアーに参加してきた!
お酒が生きていることを感じた!
ひとしきり、酒造方法に関する説明が終わり、次はまさにお酒が出来ている途中ともいえる現場を見学させていただきました。
こちらが米麴を発酵させていてる大きな釜。この中でお酒がじっくりじっくり出来上がっていくのです。
ちなみに、発酵している音が「若い人になら」聞こえるということでツアー参加者も耳を当てて聞いてみることに。
すると、大きな釜越しに「コポッ」という音が聞こえたそうで、筆者も耳を当てましたが
「聞こえない・・・」
多少なりともショックを受けつつ、大きな釜を上から覗いてみることに。
大きな釜の中では、今まさに発酵中である米麴がプクプクしていて「麴が生きている」と感じるほど。
ちなみに、この釜の高さ2メートルぐらいあり、中にはびっしり米麴が詰まっているので、一度落ちたら助け出せないということ聞き、本当に恐る恐る覗きました・・・
貴重すぎる絞りたての日本酒を試飲!
そして、皆さんお待ちかねの絞りたての日本酒を試飲させていただきました。
本当に絞りたての日本酒を飲めるのは貴重で、ありがたくいただくことに。
「スッキリしていて飲みやすい!」
日本酒なので、アルコール度数でいうと16%前後はあるはずなのに、すごくフレッシュで新鮮な飲み口に驚き、前述でも説明していた丁寧な製造を行う理由が身をもって分かりました。
新ブランドSnowDrop誕生秘話
最後に、曙酒造さんの新ブランドであるSnowDropの誕生秘話を実際に皆さんで飲みつつ、鈴木さんと五ノ井さんが説明してくださいました。
日本酒は、海外で「ライスワイン」とも言われるほど人気となっていますが、日本での消費量は、年々落ちているそうで「このままでは日本酒文化が危ない」という危機感を抱いていたそうです。
それに、日本酒自体も好き嫌いが分かれやすく、どうにか解決できないものかと考えていたそんなとき、あの3月11日の東日本大震災で被災したことをきっかけに本格的な開発に着手。
日本酒が苦手な人でも飲める日本酒をテーマに、新商品の開発が始まりました。
そして、SnowDropの企画は、長年にわたって五ノ井さんが研究してきた中で、ヨーグルトと日本酒が合うことを発見したことがヒントとなったのがきっかけです。
組み合わせるヨーグルトは、同じ地元で日本の中でもトップに入る酪農家から牛乳を仕入れている「会津中央乳業さんのヨーグルトしかない!」ということで、地元の会津坂下が誇るうまいものを組み合わせたSnowDropが完成しました。
実際にSnowDropを飲んでみると「これが本当にお酒なの!?」と思わず疑ってしまうようなヨーグルトベースのまろやかなコクで、グイグイ飲んでしまうほどの美味しさです。
筆者個人としては、特に女性におすすめしたい!
曙酒造さんでの酒蔵体験を通して、地元や日本酒に込める熱い想いと新商品SnowDropの誕生秘話を聞くことができ、ツアー参加者全員が福島県の良さを再認識できたのではないでしょうか。
帰りがけに、五ノ井商店でみなさんお土産としてSnowDropをまとめ買いするなど、本当に好きになったようでした。中には、5~6本を大人買いしている人も!
〒969-6537 福島県河沼郡会津坂下町戌亥乙2
0242-83-2065
〒969-6536 福島県河沼郡会津坂下町市中一番甲3551
9:00-20:00
0242-83-2170
まとめ
ツアー最後として、これまで訪れた場所や説明していただいた人の話を振り返りを行いました。
皆さん真剣な眼差しで、二日間の経験を整理。
スタ☆ふくプロジェクトの会津日本酒ツアーに参加した皆さんが「また参加したい」「福島って良いところですね」と言っていたのが印象的で、また新たな福島ファンが生まれるツアーでした。
筆者自身も福島の価値を再発見・再認識できるツアーでしたので、とても満足しました!
今回、同行させていただいたスタ☆ふくプロジェクトでは、定期的にこういったツアーを開催しているようですので、是非参加してみてはいかがでしょうか。 学生だと割引もあるのでおすすめですよ!
おまけ
こっそり筆者もSnowDropを買って、自宅で飲んでましたが これは定期購入してしまいそうです・・・。
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