標高1900m超の景色は圧巻!浄土平から一切経山の頂をめざし “魔女の瞳” を覗き込む
残り600mの地点まで来ました。
ここから更に岩の斜面が続く道を進みます。
右手に吾妻小富士の火口が見えてきました。
バックには、宝の山「会津磐梯山」も見えます。
ケルンに立った空気大感謝塔が見えれば、あとわずかです。
標高1948.8m、一切経山の頂に到着!この山に登る者は山頂で足を止めることなく、更に先に進む ”秘密” があるんです……。
それがこちら。
コバルトブルーの飲み込まれそうな美しさから、「魔女の瞳」や「吾妻の瞳」とも呼ばれる五色沼(カルデラ湖)です。(※裏磐梯にある有名な五色沼とは別物ですのでご注意を!)
太陽の光具合で色を変える瞳の姿と真っ白な雪との共演は、この時期にしか見ることのできない貴重なもの。
さらに家形山方面への縦走路を少し下り、そこに見える大岩まで行ってみることにしました。この縦走路は一部崩壊していましたので、下りる際は十分に注意して進みましょう。
右に見えるのが大岩です。この上から見下ろすと……
何という開放感でしょう!!
300mの火口の中に水をたたえ、雪の白や山の緑、空の青を映し出します。水深によってグラデーションをなす、瞳の淵の色彩も見事です。
再び山頂へと戻り、ランチを取ります。こちらの山頂は強い風が吹くことがあり遮るものもないため、食事前に風避けのアウターを羽織るのがオススメ。