全国有数のパワースポットとして人気急上昇!萬歳楽山で壮大な自然を楽しむ
こんにちは、chicoです。
以前、とても気になる話を耳にしました。なんでも、ここ数年で全国でも有名なパワースポットとして人気になった山が福島県にあるらしいのです。
その名も「萬歳楽山(まんざいらくさん)」。中通りの北端、伊達郡国見町の福島県と宮城県境に位置する標高915mの山です。かつて日本国全体に及ぶ縄文信仰の中心地であり、日本列島におけるマグマ活動のヘソの部分にあたると言われています。
萬歳楽山の登山口までは、東北自動車道の国見インターで降りた後、国見町林道赤坂線から林道北口線を通って行く道と、県道の小坂峠から小畑林道を通って行く道があります。林道北口線を通って行くほうが大部分が舗装になっているので、おすすめです。
訪れた6月初旬には道中のツツジもきれいに咲いていると聞いたので、実際に足を運んでみました。
道の横にはツツジがいっぱい!自然に囲まれた道を登る
北口林道登山口から、時計回りに一周します。
山頂までは、ゆっくり登って約1時間の道のりです。8時半、緑いっぱいの中、歩き始めから鳥や虫の鳴き声が響き渡り、まるで夏山のようです。
道の脇には笹の葉が生い茂り、手付かずの山のようです。小さい頃、祖父とこんな山を歩いたなぁと、どこか懐かしさを感じます。
比較的なだらかな登りが続きます。所々に、真言の書かれたものが掛けられています。
登り進むと山ツツジが広がりを見せます。徐々に傾斜も高くなってきました。両サイドに、植物がビッシリと生い茂る細い道を行きます。
山頂付近には2基の見晴台があります。こちらは標高915mに建つ第2見晴台です。普段は蔵王連峰や吾妻・安達太良の峰々が間近に見えるそうですが、この日は雲に隠れてしまっていました。見晴台は簡素な作りですがマス席よりも広く、まるでツリーハウスにいるかのようです。
この辺りでは、レンゲツツジも顔を出していました。自由に生い茂る草木や草花、自由に鳴きにぎわう鳥や虫、これぞあるがままの自然の姿です。
奥へ進むと、天に向かってそびえ立つ大モミの木が。見上げる高さではありますが、木の皮が朽ちてしまっていました。
その横に、小さないながらも生気あふれるモミの木を発見しました。こうして命を繋いでいくのでしょう。ここから第1見晴台までは下り坂が続きます。