片道1時間のプチ登山!初心者にもおすすめの宇津峰山をご紹介
宇津峰山の山頂に到着!
登り始めてから50分。予定よりも10分早い時間で山頂に到着しました!
山頂からの眺めはよく、須賀川市と玉川村方面が一望できます。眼下には福島空港もあるので、運が良ければ飛行機の発着も見られます♪
そして木に倒れかかっているこちらが、宇津峰山の山頂標識です。読みにくいですが、「須賀川市山頂」と書いてあります。初めて宇津峰山を登ったときはボロボロの山頂標識に驚きましたが、見るたびに味があって今ではすっかりお気に入りです。どうぞいつまでもこのままで!
山頂には東屋があり、登り道の疲れを取りながらゆっくりと過ごしました。山の上には町のにぎやかさが届かず、時間の流れが穏やかに感じられるので、ここに来るたび心がリフレッシュされます。
宇津峰山は登山時間と道のりが程よく、癒し効果もあるので筆者がリピートしたくなるお山のひとつです。
山頂の宇津峰神社は、鳥居の先に小さな祠がいくつかあります。無事登頂できたことのお礼と、下山の無事を願ってお祈りしました。
山頂にはほかにも山城があった史跡があり、宇津峰山は標高が高くなく小さい山だけれど、見た目以上の歴史があるんだなと実感します。
登山者が持ち帰る銘水「宇津峰清水」
今回は「市民の森」から登りましたが、「塩田登山口」にある「宇津峰清水」は、福島県内でも有数の湧き水です。南北朝時代には武将の大事な飲料水になった宇津峰清水は透明度が高く、ふくしまの銘水に選ばれています。
地域の人や登山者のなかには汲んで持ち帰っている人もいるそうで、飲み水としての働きは今でも現役です。
手を洗ってみると、湧き水はひんやりと冷たくて気持ちいい! 下山後だったので、気持ちがスッキリしました。
ほんの少し口にしてみると、どことなくまろやかな口当たりです。宇津峰山の地中を通って、ゆっくり磨かれてきたんでしょうね。このお水でご飯を炊いたら、おいしく炊き上がりそうな予感がします!
今度登山するときは空の容器を持って来て、このお水で料理をしてみたいと思います。
登山にはその後のお楽しみをお忘れなく♪
「市民の森」から片道1時間で登れる宇津峰山は、ちょっとした登山に最適です。
道中のうち半分は車が走れる歩きやすい道なので、実際の登山らしい登山道は30分しかありません。手すりなどが整備されていて初心者でも登りやすく、これから登山を考えている人は足慣らしに登ってみてはいかがでしょうか。
また登山は、その後のお楽しみ要素もイベントのひとつで、ビールや温泉など人それぞれです。
宇津峰登山で筆者がおすすめするお楽しみは、ふもとの「ベーカリー&ジェラート 森のともだち」でいただくジェラートです♪
オーソドックスなものからちょっと変わったものまで20種類のジェラートがあり、いつもワクワクしながらお店に行きます。
筆者がこの日選んだのは「チョコミント」。さわやかなミントフレーバーのジェラートとパリパリのチョコレートが、登山でほてった体に染み渡ります!
宇津峰登山の際は、ぜひこちらのジェラートもお楽しみください♪
宇津峰山
福島県郡山市田村町谷田川樋ノ口
ベーカリー&ジェラート 森のともだち
福島県須賀川市塩田字西窪100-15
9:00~20:00
0248-89-1850