フンドシ姿の男たちが4.8mの綱をよじ登る奇祭! 福満虚空蔵菩薩圓蔵寺「七日堂裸詣り」に参加してきた
フンドシ一丁で気合い十分!男の祭り開幕寸前!
再び着替え室に入ると、もうすでにフンドシになった参加者たちで溢れかえっていて、その熱気のすごさたるや! 入った瞬間にメガネが曇るほどでした。
早速3人も手伝ってもらいながら、フンドシに着替えることに。
見ていると、フンドシになるのも大変で股の間から布を通して腰にグルグル巻きつけたりと、大の男同士が半分裸で作業しているのは不思議な光景だった……。
▲恥ずかしそうにするザキヤマ▲
途中、力技で布を絞める工程があって、見ているこっちもシュンとなるような場面もあった(汗)。
▲ぎゅっとされて、悶絶するザキヤマ▲
そうこうしている間に手際よくフンドシができてきた!
フンドシを巻いたからなのか、ちょっとザキヤマの顔が男らしくなった!?
そして、フンドシを巻いた3人がこちら!
昼間の写真と比べて、凛々しくなった(気がする)フンドシは男の本能を引き出す効果があるのかもしれない。そして、20時30分の開始まで日本酒を飲んで英気を養う。
我こそは!男たちがプライドをかけて長さ4.8mの綱をよじ登る!
いよいよ本番開始間近。ザキヤマたちと離れ、開催場所に向かうとすでに多くの人が集まっていて、地元のテレビ局やカメラマンなどが今か今かと待ち構えている様子に、この祭りの注目度が伺えました。
そして時刻が20時30分を回ると大鐘の音が「ゴーン」と鳴り響き、スタートの合図! ちょっとドキドキしてきた。
数分もすると、遠くから「わっしょい!わっしょい!」と男たちの掛け声が聞こえてきて、なぜかこちらも気持ちが高ぶってくる。
徐々に近づいてくる掛け声と共に、周りもザワつく……。
一番先頭がきた!!
続々とフンドシ姿の男たちが本堂めがけて駆け上る!
あれ、ザキヤマどこだろ……? 完全に見失ったと思ったら後ろ姿を見つけた。
そして、気温が1度にもかかわらず、身を清めるために水を浴び始める男たち。ザキヤマも清めまくる!
水しぶきを飛ばしながら、めちゃめちゃカメラ目線でガッツポーズ。普段ふにゃふにゃしているザキヤマも目がギラギラしていて“漢”になっていた。この祭りすごい……。
その後、身を清めた男たちは続々と本堂に入っていく。