お父さん世代がきっと喜ぶ “ウルトラマンの街” 須賀川市をぶらり観光
特撮の神様ゆかりの場所「大束屋」はファン必見!
そして、監督が上京するまで過ごした生家跡には監督とウルトラマンセブンが刻まれた記念碑が建てられており、須賀川市のヒーローであることが伺えますね。記念にパシャり。
すぐ近くには、これまで監督が世に出した特撮映画のグッズやゆかりの品が飾られている「大束屋」があります。ウルトラマンファンなら絶対にいくべし!
ちなみに「大束屋」に訪れる際は、こちらのボタンを押してセンターとの通信が必要となります。
▲センターが遠いためか、扉が開くまでに少し時間がかかった▲
中を入るとウルトラマンや怪獣のオモチャやポスター、グッズ類がいっぱい!
▲ジオラマは本当にほしい……。▲
▲最近の怪獣ってデザインがイケてる▲
▲懐かしい指人形!▲
▲あれっ……。浜ちゃん?▲
そして、登場したこの方は、なんと監督の甥にあたる円谷 誠さん。ここの「大束屋」を管理しながら、裏手にある珈琲店を切り盛りしているそうです。
センターとの通信に時間がかかったのはそのためだったのか……。と申し訳ない気持ちになりましたが誠さんは、丁寧に対応してくださいました。(誠さん、ありがとうございます!)監督は誠さんが小学生の頃に、この世をさってしまいましたが、今でも監督のことは鮮明に覚えているそうで、展示品を眺めながら監督の話を聞かせていただきました。
飾られた監督の写真。こちらの写真から見るとすごく怖そうな印象……。
誠さんによれば、普段は落ち着いた人で仕事になると急にマジメになるという人柄だったそう。福島を離れ、上京した後も福島特有のなまりが抜けていなかったそうで「ボソボソした感じで話してましたね」と仰ってました。県民からすると、めちゃくちゃ親近感湧きますね笑。
そして監督ゆかりの品々が飾られていました。監督は子供の頃からものづくりが好きだったようで、その頃使っていたカメラも見ることができます。
▲すごいレトロなカメラが並んでました▲
▲当時から才能があったんですね▲
この「大束屋」には、今でも当時ウルトラマンに夢中になっていたお父さん世代の方が県外から足を運んでくれるそうで、そのためにもこうして監督にまつわる品々を大切に保存しているんだとか。
最後はホッと一息「大束屋珈琲店」
せっかくなので、裏手にある「大束屋珈琲店」にお邪魔しました。
店内はモダンでオシャレな雰囲気。着物を召した地元の奥様方や新聞を広げてコーヒーを飲む男性など、絵に描いたような喫茶店という印象で落ち着きました(ほっ)。
注文したのはコーヒーとスイーツトレイ。
スイーツトレイは、旬な果物や3種類のスイーツまでついてワンコイン500円! 味よし、値段良しのコスパ高めなスイーツに満足しました。散策の締めにはちょうどいい空間ですね!
まとめ
当時、父親が録画していたVHSでウルトラマンを見ていた筆者は、街中に設置されているウルトラマンや怪獣を見て懐かしさと同時に「おっ、エレキング! あっちにはセブン!」と、ついつい口走ってしまうほど興奮してしまいました笑。
散策していて感じたのはお父さん世代はもちろん、今の子供たちに昔のウルトラマンや怪獣のお話しを親子でするのも良いかもしれませんね。
以上、須賀川市だけでなく福島県が誇るヒーロー、円谷 英二監督のルーツを知る須賀川観光となりました!