練乳好きが歓喜する!ご当地パン、クリームボックスの元祖「ロミオ」
たまに地元に帰って食べると思い出す懐かしい味。みなさんにもそんな地元ならではのソウルフードがあるのではないでしょうか。福島県郡山市には今年で生誕40周年を迎えるソウルフード「クリームボックス」があります。最近では少しずつ県外への知名度も広がりつつあり、大手コンビニチェーン(主に東北)でも手軽に手にはいるようになってきました。
そんなクリームボックスの原点といえば、郡山市にあるパン屋さん「ロミオ」が1976年から販売をはじめたのがキッカケと言われています。食パンの上にミルク風味のクリームがたっぷりのったシンプルな菓子パンは、瞬く間に郡山市民に広がり、今ではスタンダードなものからバリエーションが変わった最新クリームボックスまで登場。クリームボックスを販売する店舗も20店舗を超え、その違いを食べ比べるのもオススメ!
そして、今回はそんなレジェントオブクリームボックスでもある「ロミオ」のクリームボックスをご紹介しますよ!
元祖クリームボックスの名店「ロミオ」
この元祖クリームボックスが手にはいるのはイトーヨーカドー郡山店とアンジェロ開成店のみで、アンジェロ開成店はイタリアン料理が楽しめるアンジェロの一角にロミオが店を構えています。今回はランチどきで賑わうアンジェロ開成店でクリームボックスを購入しました!
ちなみに、アンジェロ開成店は郡山総合体育館の目の前にあって駐車場も広くて外観も新しいのですぐわかると思います!
早速、中に入るとありました! ロミオ!
そして、まだ11時くらいなのにクリームボックスが減ってる笑。ちなみに、このときアンジェロでランチも食べたのですが、食べた後に覗くともっと減ってました。郡山市民、クリームボックス好きすぎる!
▲やっぱりスタンダードなクリームボックスは置かれている数も多い▲
早速、ロミオのクリームボックス3種類を購入した!
まずは元祖クリームボックスでもある「クリームボックス(110円)」。
このクリームボックスにどれだけの人が舌鼓をうったことか……。このクリーム自体、わかりやすく表現すると、かき氷にかける練乳のようなミルク感。筆者が子供の頃、練乳が好きすぎてチューブごと「ちゅーちゅー」してたので、それがクリームとしてパンにのっていることに歓喜しました。
断面でみるとよくわかるたっぷりクリーム! これでもかってくらいにのってます。
続いて、クリームボックスにアーモンドがのった「アーモンドボックス(130円)」。このアーモンドのカリっとした食感とほんのり香ばしい風味がアクセントになってます。
もともとデニッシュの生地に使うアーモンドクリームからアーモンドを抜いて作ったのがクリームボックスだそうなので、この相性はまちがいないですよね。
最後はシャレオツになったバリエーションの「チョコキューブ(80円)」。
スタンダードなクリームボックスに比べると少し小ぶりですが、表面にはキューブ状のチョコレートとパウダーがたっぷり! 言わずもがなチョコとクリームの相性はバッチリです。女性のおやつにも良さそうな大きさとリッチ感。これで80円って安いと思います。
アンジェロ開成店ではロミオのパンも食べられる!
そして、ロミオのお隣にあるアンジェロ開成店では焼きたてのロミオのパンが食べられるのも魅力。まだ11時だというのに驚くくらいお客さんが入っていて賑わっていました。
というのも、けっこう贅沢なランチセットが人気のようです。セットの内容は、サラダプレート、ロミオのパン、パスタ、デザート、ドリンク付きで1,100円! それぞれバリエーションも豊富で、週替わりでランチをしても良さそうですね。
▲スモークサーモンと白菜のクリームソーススパゲッティ▲
▲焼きたてロミオのパン▲
▲ティラミス▲
まとめ
郡山市民のソウルフード「クリームボックス」ですが、愛されすぎて市民にとっては、とてもポピュラーな菓子パンの一つ。中には郡山発祥ということを知らず、県外でも食べられると思っていた方も少なくないそうです。
ちなみに、筆者は会津若松出身で学生の頃にはじめてクリームボックスというものを知りました。ちなみに、最近ではお菓子にもなっているので、是非クリームボックスの味をお土産としてプレゼントしてみてはいかがでしょうか!
アンジェロ開成店福島県郡山市開成1-3-8
11:00~21:30
024-921-0110