外はサクッ、中はもっちり食感。福島の名物「凍天」がクセになる♡
※ 2020年9月29日にリニューアルオープンした、東北自動車道「下り線」国見サービスエリアにて復活!(Yahoo!ニュース)
現在はここでしか食べられません。
※製造卸会社であった木乃幡の破産申請により、全店舗が閉店、現在は製造販売は行われていません。
福島県の郷土料理「いかにんじん」の味わいを再現し、大ヒット商品となったカルビーの「ポテトチップス いかにんじん味」。
もちろん、いかにんじんの他にも福島には伝統的な食べ物が存在します。その1つが今回ご紹介する「凍みもち」です。凍みもちは、冬などの寒い時期に、ヨモギやごぼうの葉を混ぜあわせ、冷凍乾燥させたお餅。江戸時代より作られ、保存食品として親しまれてきました。
今回は、そんな福島の伝統的な食べ物・凍みもちが入ったお菓子「凍天」をご紹介します。
福島・宮城に展開する、お餅の専門店「もち処 木の幡」
▲福島市南沢又にある「もち処 木の幡福島店」
1980年に原町に拠点を構え、凍みもちや切りもちなど、もちの製造卸会社である株式会社木乃幡。原町に直販店舗を開店したのは、1996年のことでした。現在は福島県に7店舗、宮城県に4店舗を展開。仙台駅や国見サービスエリアなど、旅行中に立ち寄りやすい場所にもあります。(実店舗一覧はこちら)
また、店内はオープンキッチンになっているので、実際につくっているところを見ながら、買い物を楽しむことができます。
県民から愛される「凍天」。新商品も続々と登場!
こちらが看板商品「凍天」。2011年には、テレビ番組『秘密のケンミンSHOW』でも取り上げられました。
凍みもちをドーナツ生地で包み揚げているため、外はサクッと、中はもっちりとした食感を味わえます。凍みもちがぎっしり入っているため、1つだけでも十分な満腹感。お茶と一緒に食べるのもよし! 牛乳と一緒に食べるのもよし! おやつにもぴったり!
▲左:あんこの入った「あんこ凍天」(150円)、右:スタンダードの「凍天」(130円)
ちなみに、筆者が福島に在住していたときは、あんこ入りの凍天はありませんでした……。あんこ入りと、スタンダードのものを買って、シェアして食べるのもよさそう!
こちらは新商品の「モッチュロス」(220円)。
きなこ・チョコレート・黒糖・シナモンなど、味のバリエーションも豊富。今回はきなこをチョイスしました。
手でわってみると、凍みもちがお目見え。きなこの香ばしさが、これまたいい!! 細長いので、女性でも食べやすいのはうれしいところ。
さらには数店舗限定で、ソフトクリームと合わせた凍天も。夏などの暑い時期に、ひやあつ感で凍天の新しい味わい方ができそうです。
木乃幡は、こうした新商品の開発以外にも企業努力に余念がありません。なぜなら、人の身体の健康をテーマに商品づくりをしており、素材選びにこだわりがあるのはもちろん、試作を繰り返すことで、なんと油の量をおさえた凍天づくりに成功。
凍天だけではなく、一升餅やぼたもち、もちロールなど商品メニューも充実しています。また「メンチカツ」も販売しており、週末や祭日になると1日1,800個も売れる人気商品になっているとのこと。
わたしたちの期待を越える、商品改良や新商品開発に力を入れ続ける木乃幡さん。
次はどんな味に出会えるのか、今後もますます目が離せません!
おわりに
お土産やおやつにぴったりの「凍天」は、これからの季節、お彼岸などの手土産にもぴったりです。
さらに、“毎月10日は凍天が半額”になるので、10日に併せて足を運んでみるのもよいでしょう。
実際にお店に足を運べなくても、ネットでも購入できるので、ぜひご賞味あれ!
もち処木乃幡 福島店
福島県福島市南沢又字清水端61番地
9:00~18:00
024-555-2588