ライダーがこよなく愛するデカ盛り、会津名物ソースカツ丼の有名店「十文字屋」
男の子というのは、なぜか大きいものに憧れますよね。筆者も幼少期は何かと大きいものに憧れて、ウルトラマンやゴジラをはじめ、大きくて迫力のある特撮ばかり見ていた気がします。
今回は、そんな男心くすぐるようなデカ盛りの会津名物『ソースカツ丼』が人気の十文字屋に行ってきました! 地元でも知る人ぞ知る有名店でソースカツ丼といえばココ。最近、移転されたようなのでその辺りの情報も含めてご紹介します。
うまさも大きさも磐梯山級!デカ盛りソースカツ丼の「十文字屋」
移転後の十文字屋は、国道49号線沿いを会津若松市方面から郡山市方面に向かう途中にある『会津村』のすぐそば。地元では観音様でおなじみの「会津慈母大観音像」が目印です。
既に時刻は14時を回っているのにもかかわらず、駐車場には車がいっぱいで、お盆中ということもありますが、ナンバーを見てみると県外ナンバーもちらほら。そして、このソースカツ丼はツーリング途中で訪れるライダーたちから特に人気で、この日もバイクが何台も停まっていました。
ワイルドな男たちが愛してやまないデカ盛りに胸が膨らむ……。お店の外観も“十文字屋”が強調されて、強気な姿勢が伝わってきます!
入店すると店内は広々ですが、先に2〜3組いたので少し待って席につくことができました。お目当てのデカ盛りソースカツ丼を探すと、メニューには「磐梯カツ丼(1,200円)」の文字。
磐梯とは、日本百名山にも数えられる福島のシンボル「磐梯山」からとったと思われますが、筆者の幼少期で大きい山と言えば、「富士山か磐梯山か」ぐらいだったので、とにかく磐梯山級の大きなソースカツ丼であることは確かだ! と磐梯カツ丼を注文しました。
待つこと10分程度。ついにきました、磐梯カツ丼。一般的なソースカツ丼とのフォルムの違いに驚き。こちらが十文字屋名物のデカ盛りソースカツ丼「磐梯カツ丼」。
肉厚なロースカツがドミノ倒しのように積まれていてインパクト抜群! 丼の表面はほとんどカツでご飯が見えない(笑)
見よ。この厚さ! 箸で持つのも辛い重量感。
この大きなカツが4〜5切れ、そして甘めのタレがたっぷりかかっているのがソースカツ丼の特徴。
早速いただくと、タレがよく染みた衣の感じと、お肉はよく火が通っているのに噛み切れる、ほどよいジューシーさ。そして、たっぷりのタレがご飯や刻みキャベツにも絡んでいて口いっぱいにかき込む……。
筆者の男心をワシづかみです。
きっと走り疲れたライダーのみなさんが、このデカ盛りで空腹を満たし、甘めのタレが疲れた体を癒やすのでしょう。ライダーから人気な理由が分かる気がしました。
筆者の男心、ソースカツ丼を前に儚くも砕け散る
口数も少なくガツガツかき込んで2切れ食べたくらいで、ふと思った。
「ギ、ギブアップ……。」
「おい!食レポだったら食べきれよ!」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんがご安心ください。残しても大丈夫なようにお持ち帰り用のタッパがもらえるのです。翌日のお昼にソースカツ丼をお弁当として持っていく、なんてこともできちゃいますね!
こうして筆者の男心は砕け散ったわけですが、女性でも食べられそうな「ミニカツ丼(800円)」もあるので、そちらを注文してもいいと思います。喜多方ラーメンや餃子も人気なので、ようするにグルメを楽しみたい方は十文字屋にくれば間違いなし! という感じです。
まとめ
ふと思い出すと筆者が食べ盛りの高校生のときですら、食べきれなかったので無謀な挑戦だった気がします。とはいえ、やはり会津若松に訪れたらこの大きさも含めてソースカツ丼を楽しんでほしいと思います!
特にライダーの皆さんにとっては、まさに男飯。是非、このデカ盛りに挑戦してみてはいかがでしょうか? もちろん、今回ご紹介した十文字屋以外にも人気のソースカツ丼のお店が多くありますので、以下の記事も参考にしてみてください。
【王道からデカ盛まで!】会津若松の名物ソースカツ丼でオススメしたい名店9選
十文字屋のアクセス
十文字屋福島県会津若松市河東町浅山字堂ケ入丙1602
[月・水~金]11:00~14;30 [火]11:00~14:00 [土日祝日]11:00~19:00
0242-75-3129