プチっとしてプルンっ!老舗和菓子店『玉嶋屋』の玉羊羹
たまに食べる和菓子って、なんであんなに美味しんでしょうね。洋菓子にはない、素朴で程よい甘さが体にしみる、そして緑茶があればそれだけでもう何もいりません。
そんな和菓子の老舗が多い福島県で、特にオススメしたいのが二本松市の名物『玉羊羹』です。美味しいのはもちろんのこと、ちょっとした遊び心をくすぐるユニークな羊羹なんです。
元祖玉羊羹の老舗和菓子店『玉嶋屋』
玉羊羹といえば、こちら老舗和菓子店の『玉嶋屋』。なんと江戸時代から今もなお続く歴史深い和菓子店で、徳川将軍家にも献上するほどだったんだとか。さらに驚くべきは当時から変わらない製法で、味を変えないよう工夫しているところ。
このご時世に、あえて人間の手で一つひとつ手間暇かけて作るというのは、並々ならぬ企業努力なのではないでしょうか。そうしたこだわりが人気を呼び、メディアに取り上げられたことも。
プチっとする新感覚な玉羊羹
そんな玉嶋屋で人気商品といえば、こちら玉羊羹(一個入り103円)。ぱっと見、ピンポン球のような大きさで、一般的な羊羹と比べると可愛らしい見た目。
さて、玉羊羹の食べ方ですが、とってもユニーク。付属している爪楊枝を使ってこのゴムで包まれたところにプチっ!
するとプルンとした玉羊羹がお目見え。一口サイズでとっても食べやすいのも特徴です。筆者は玉嶋屋の店内で、お茶(無料)と一緒にいただきました。
店内は雰囲気があって、玉羊羹をいただきながらキョロキョロ。
ちなみに、玉羊羹はもともと戦地で兵隊さんに食べてもらおうと開発されたそうで、戦地でもすぐに悪くならないようゴムに入れる製法を考えたそうです。そうした背景があり、当時は“日の丸羊羹”と命名されていたんだとか。
番外編、ビッグ玉羊羹!
撮影を忘れてしまったのですが、店内にはこんなに大きな玉羊羹があるので必見!
まるでボーリング球みたいな大きさ笑。
二本松市玉嶋屋さんの玉羊羹とメロンボール #東北六県目の名産品 pic.twitter.com/Y2KHKnb0pK
— どぶろく㌠ (@doburokusan) 2016年6月13日
普通の玉羊羹の何個分になるんでしょうかね……。
まとめ
今回ご紹介した玉羊羹は、日持ちもよくてお土産にも最適。ちょっとしたお遊び感覚で食べられる和菓子なので、お子さんにも喜ばれそうですよね。
二本松観光の際は、是非『玉嶋屋』に立ち寄ってお土産はもちろん、ビッグ玉羊羹も見物してみてください笑。
玉嶋屋福島県二本松市本町1丁目88
7:30〜18:50
0243-23-2121