真冬の神秘!氷の彫刻、猪苗代湖の「しぶき氷」
日本各地では、冬の寒い時季でしか観ることができない自然の造形美がたくさん存在します。
もちろん、雪国福島でも極めて珍しい冬の神秘を観ることができます!
地元カメラマンも毎年、撮影に繰り出すほどの魅力ある「しぶき氷」についてご紹介しましょう。
しぶき氷とは
しぶき氷とは、冬の一番寒い時季(厳冬期)でのみ、猪苗代湖の天神浜湖岸で観ることができ、波しぶきが周辺の岩や樹木を覆うように凍らす現象です。
冬でも凍ることのない湖(不凍湖)猪苗代湖でも、真冬の時期には氷点下10℃まで気温が下がり、強い風に舞い上げられた波しぶきが幾重にも凍りつくことで、周辺の岩や樹木に神秘的なコーティングが行われます。
中でも、大きいものでは5メートルほどの巨大オブジェになることも。
氷の彫刻「しぶき氷」の魅力
岩や樹木周辺に波しぶきが吹き付けられ、つらら状からたまご状の形まで一つ一つ形が違うところも魅力です!
なんでもない枝も、しぶき氷によってコーティングされ、氷の彫刻へと変わります。
日の光によって、こんな風に幻想的なしぶき氷を目にすることもできるんです! 素敵ですよね^^
こんな雫のような可愛いらしいものまで!
猪苗代湖の水位によっては、周辺のガードレールまでがしぶき氷によって様変わりすることも!
しぶき氷が観れるオススメスポットは天神浜
そして、このしぶき氷が観れるスポットは猪苗代湖畔(上戸浜・天神浜・志田浜・蟹沢浜・長浜)の中でも天神浜がオススメです。国道49号線からも近く、立ち寄りやすいのでしぶき氷をご覧になられるのであればココですね!
天神浜〒969-2271 福島県耶麻郡猪苗代町大字中小松小平潟
0242-62-2048
[map lat=”37.521481″ lng=”140.116569″]緯度経度で指定[/map]
まとめ
このような現象は、日本全国でも極めて珍しく、見どころは1月〜2月中旬までです。
特に2015年のしぶき氷は、猪苗代湖の水位の高さに加え強風が続いた影響で、大きめのしぶき氷が観れるようですので、おすすめです!
※訪れる際は、防寒対策のうえ、滑って湖に落ちないような靴を履きましょう。また、しぶき氷破損防止のため、立ち入り禁止エリアもありますので、ご注意ください。