ガイドさんが勧める会津若松城(鶴ヶ城)の見どころと四季折々の季節イベントを紹介
茶室麟閣もお忘れなく!
本丸を過ぎたあたりに、別館として千利休の子、少庵が建てたと言われる「茶室麟閣」があります。こちらも入場料を払えば入場することができます。高校生以上の大人が200円。
1591年、豊臣秀吉の怒りに触れて死を命じられた千利休。その結果、千家も茶室から追放されることになってしまい、千利休の茶道が途絶えることを惜しんだ当時の藩主、氏郷が子の少庵を会津にかくまったことがきっかけで建てられたと言われています。
その後、徳川家康とともに千家復興を豊臣秀吉に働きかけ、少庵の孫たちによって復興され、今の茶道の基礎が築かれたそうです。
ここで、氏郷も茶道を楽しんでいたのでしょうか。ちなみに、今でも定期的に茶会などが開かれるほか、お茶室で休憩もできるので、茶道の歴史について肌で感じてみるのも良いかもしれませんね。
春の鶴ヶ城は桜が満開!お花見スポットとしても人気
鶴ヶ城に訪れるシーズンとしては、春もオススメですね! 春になると鶴ヶ城の敷地周辺では、1000本ものソメイヨシノをはじめとする様々な桜が咲き誇る人気お花見スポット。ちなみに、「さくらの名所100選」にも選ばれるほどの名所なんですよ!
天守閣からは、鶴ヶ城を囲むかのように彩る桜を一望できるのも魅力的です。
冬には会津絵ろうそくを使った雪まつりが開催!
毎年、冬の恒例行事にもなっているのが鶴ヶ城の雪まつり「会津絵ろうそくまつり」です。500年の歴史がある伝統工芸「会津絵ろうそく」を敷地いっぱい(約10000本)に灯され、なんとも幻想的な世界が広がります。
まとめ
鶴ヶ城を訪れた際は、自由に散策するのもいいですが、今回ご紹介したようにガイドさんと一緒に周ったほうが鶴ヶ城の歴史について事細かに知れるのでオススメです! 石垣だけでもこんなに色々な歴史があるなんて、知らなかったですよね笑。
休日や連休中などは、団体客などで待ち時間もあったりするのでスムーズに周りたいのであれば事前予約しておきましょう!
事前予約はこちら
筆者も会津若松の出身で、小さな頃から歴史に触れる機会や鶴ヶ城は身近な存在でしたが、こうして改めて巡ると初めて知ることが多かったです(^o^)