ガイドさんが勧める会津若松城(鶴ヶ城)の見どころと四季折々の季節イベントを紹介
『八重の桜』を彷彿とさせる天守閣内
平成27年に再建50周年を記念して天守閣内が郷土博物館として大きくリニューアルされました。30名以下の個人で訪れる場合の料金は大人510円、子供150円を払えば館内に入場できるので、鶴ヶ城を余すことなく楽しみたい方にはオススメ!
ちなみに、後ほど紹介する茶室麟閣にも入場する方は共通券を購入するとお得です。
早速、館内の入り口に向かうと、潜入するような雰囲気のあるスタートでした笑。この石垣の入り口から上にある天守閣に向かいながら鶴ヶ城の歴史について触れることができます。
資料や展示物だけでなく、精巧に作られたものまで……。今にも動き出しそう汗。
白虎隊が自害する悲劇のエピソードが書かれた絵ですね。遠くで鶴ヶ城が燃えているような描写も。10代の若い青年たち40名で結成された白虎隊も戊辰戦争によって20名が戦死、残りの20名が自害されたと言います。
大河ドラマ『八重の桜』でお馴染みの、八重さん! 女優の綾瀬はるかさんとは全くイメージが異なる?気もしますが、こうした会津に関わりのある歴史的人物のエピソードを知ることができます。実際に八重の桜で使った衣装も展示されてたりするんですよ!
そして、八重の桜で八重さんが城外の敵に向かって鉄砲を撃っていたことでも印象的な“鉄砲狭間”も再現されています。
こちらは敵めがけて石を落とす“石おとし”です。原始的ですが、この高さから落とされたらひとたまりもないですね……。
いよいよ天守閣に到着。眼科には会津の町並みが広がります。当時のお殿様は、ここから城下町や会津盆地を眺めていたんでしょうね。
赤瓦も近い!