こんなにカワイイ現代風にアレンジされた福島の伝統工芸品・民芸品8選
6.起き上がり小法師
あかべこよりも歴史の古い郷土玩具。はじまりは約400年前、会津漆器の基盤を作った藩主・蒲生氏郷が家来たちに作らせ正月に売ったのが始まりと伝えられています。七転八起の“転んでも起上る”という縁起物。 毎年1月10日の初市の縁日「十日市」で家族の人数+1個の小法師を購入し、家族の幸せを願う風習が会津地方に残っています。
起き上がり“ムンク”!?
ノルウェー政府公認で誕生した起き上がり“ムンク”。災難にあっても必ず美術館に戻ってくるムンク作品と七転八起の起き上がり小法師のコラボ作品です。
野沢民芸福島県耶麻郡西会津町野沢上原下乙2704-2
7.奥会津編み
奥会津地方で育まれてきた工芸品。雪に閉ざされてしまう冬場の仕事として、かごやざるなど編む技術が代々受け継がれ、工芸品へと発展しました。
【旅録@会津】暮らしのなかで受け継がれてきたものづくりを今に伝え、体験もできる三島町生活工芸館。奥会津編み組細工に代表される伝統の技を通じ、奥会津の魅力を知ることができます。雪深い冬に生きる人たちの、真摯な姿勢とぬくもりを感じました。 pic.twitter.com/8QivlO0sxa
— 旅とくらし文化研究所 (@tabi_kurashi) 2013, 9月 12
奥会津編みはヒロロ細工、ブドウ細工、マタタビ細工の3種類。レース編みのような細かい仕上がりが特徴のヒロロ細工のバック。山ブドウのツルの皮を使ったブドウ細工は、使い込むほど艶が出て籠や長財布が作られます。 マタタビ細工は水切れが良く水分を含むと手触りがよくなるのが特徴。米研ぎザルはお米を傷つけずに洗うことができるため、おいしいお米が炊けるんだそうです。ステンレス製の台所用品の中にひとつ加えたい逸品です。
三島町生活工芸館福島県大沼郡三島町大字名入字諏訪ノ上395
まとめ
様々な人の手により、伝統工芸品も現代風にアレンジされることでより身近に感じますよね。もう皆さん欲しくてたまらないのでは(^o^) 以前、起き上がりムンクは記事で紹介しましたがこれも即買いでした笑。可愛いんですよコレが。贈り物にも最適なので、気になったのがあればぜひ!