祭り好き必見!福島県で歴史あるお祭り・伝統行事10選
4.郡山うねめ祭り(こおりやま)
村人を助けるために自分を犠牲にして宮中女官「采女」になった春姫が。本命であった人の死を知り悲しみの中、後を追って亡くなった後天国で結ばれたという郷土の伝説「うねめ物語」を主題にしたお祭り。竹飾り提灯で飾られた目抜き通りを山車と一緒に踊りながら進む「うねめ」のなかにはその年の「ミス采女」の姿も見られます。郡山市一帯がお祭りムードで盛り上がる四日間です!
郡山うねめ祭り福島県郡山市周辺
毎年8月第1金曜日からの3日間
5.福島わらじ祭り
日本一と言われる長さ12メートル重さ2トンの大わらじを大勢で担いで羽黒神社に奉納するお祭りです。江戸時代から300余年の伝統のある「信夫三山暁まいり」を参考にして、市民の健脚を願って始まったそうで、他に比べると歴史の浅いイベントです。暑い夏の2日間、大わらじや山車を引いて競争する「わらじ競争」やヒップポップリズムの「ダンシングそーだナイト」で福島市全体が賑わいを見せます。
福島わらじ祭り福島県福島市周辺
毎年8月初旬の2日間
6.いわきじゃんがら念仏まつり(ねんぶつ)
『いわき海星高校の有志「チームじゃんがら」が5日、輪之内町の「千本桜まつり」で、いわき地方の伝統芸能「じゃんがら念仏踊り」を披露する。』岐阜)福島のいわき海星高校生 きょう震災復興の踊り http://t.co/DZWIL3uhZi pic.twitter.com/7lIRPkgFW4
— いちご (@ichigo_onji) April 4, 2014
お盆の期間中、太鼓や鉦の音が鳴るなか踊りで新盆を迎えたお宅を回って供養する踊り念仏です。昔は、村人達の慰安と念仏の普及を願って踊りと共に唱えさせたことが始まりだそうで、開催中は市内のいたるところでじゃんがら念仏踊りが行われています。掛け声の「や~れや~れや~れや~れぇ」に合わせて太鼓の響くような低音と、鉦たたきの高音の交錯がなんとも印象的な音色を奏でます。いわき市の無形民族文化財に指定されていて、「じゃんがら」という銘菓があるほどいわきの人にとっては身近なイベントでもあります。
いわきじゃんがら念仏まつり福島県いわき市周辺
毎年8月13日〜15日の3日間
7.二本松の提灯祭り(にほんまつのちょうちんまつり)
お祭り好きの多い二本松で開催される毎年恒例のお祭りです。二本松城主、丹羽光重が「よき政治をするためには人々にまず神を敬う心を養わせる必要がある」と考え、二本松神社を祭ったのがこのお祭りの始まりだそうです。300もの鈴なりに飾った提灯をつけた7台の太鼓台が威勢のいい掛け声と共に市内を練り歩きます。総数3,000もの提灯を見ていると夜空を焦がすのでは、と思うほどの熱気が立ち込めます! 注目は「神輿渡御」で、お神輿を担いで町内をまわる様子は一見の価値あり。この時期、二本松に行かれたらぜひお見逃しなく!
二本松の提灯祭り福島県二本松市周辺
毎年10月4日~10月6日の3日間