祭り好き必見!福島県で歴史あるお祭り・伝統行事10選
日本人にとって馴染み深い行事といえばお祭り・伝統行事。「感謝/祈り」、「息災」、「慰霊」等の意味が込められた祭事として、1年の間日本各地にてなんと数十万もの行事が行われていると言われています。誰しも思い出はあるのではないでしょうかね! 今では観光要素としての色合いも強く、大規模なものとなれば盛り上がりも凄まじいもの。それだけのために遠出してくる方も多いと思いますが、それはここ福島県も例外ではありません。盛り上がり必須ぜひ観てほしいオススメのお祭り・伝統行事まとめです(^^)
【開催日順】福島県のお祭り・伝統行事まとめ!
1.七日堂裸祭(なのかどうはだかまつり)
1月の冬真っ只中、寒空にも関わらず褌姿の男たちが開催場所にある円蔵寺の石段を駆け上った後に体を水で清めて本堂を参拝し、そのまま大鰐口から下がっている1本の麻縄を使って鰐口へよじ登る伝統行事です。その男たちの熱気のあまり、周りには湯気が上がるほど汗。そして、終わった後はお寺の住職からホオノキの矢を頂いて、家に飾れば1年の幸せと無病息災になるそうです。一般の方も参加できるので、毎年県内外から多くの観光客が訪れるので、男性のかたはオススメですよ! 残念ながら今年は既に終了してしまいましたが、来年こそはぜひ参加してみてはいかがでしょう。
七日堂裸祭福満虚空蔵菩薩圓蔵寺本堂内
毎年1月7日(※終了)
Photo by aizu
2.大内宿雪祭り(おおうちじゅくゆきまつり)
30軒以上の茅葺屋根の民家が並び江戸と会津を行き来する旅人の宿場町として栄えた大内宿で行われる冬のお祭りです。時代の変化によって取り残された大内宿の景観が今では風情ある人気観光スポットに。それに多くの観光客が訪れることから、感謝の意味として始まった雪祭りなんです。毎年、この頃には雪が積もるので民家の人が自分達で作ったかまくらや雪の灯篭でお出迎え。冬の花火も風情あるもので夏の大内宿とは全く違った雰囲気が楽しめますよ!
第30回大内宿雪まつり福島県 南会津郡下郷町大字大内字山本
平成28年2月13日(土)〜14日(日)
Photo by aizu
3.相馬野馬追(そうまのまおい)
甲冑に身を固め、腰に太刀、旗を翻して威風堂々疾走する、まさに現代に蘇る戦国絵巻が相馬の伝統行事「相馬野馬追」です。出陣式、総大将お向かえからはじまり神旗争奪戦では実際の合戦さながらの迫力! 空に舞う神旗めざして馬に乗り騎馬武者が駆け抜けます。最終日には、放たれた野馬の群れに白装束の若者が素手で馬をとらえ神社内に追い込んで、神前に奉納するという神事で締めくくられます。実は、実際に参加するのが相馬に住む乗馬の名手や、実際に飼われている馬たち。本当に迫力満点で手に汗握るイベントです汗。
相馬野馬追福島県南相馬市周辺
毎年7月の最終土曜日から3日間