日本国内で最も熱くなる炎の祭典!日本三大火祭り「須賀川 松明あかし」
松明の着火部分には灯油に浸した布などが詰められています。
人力や担ぎ棒を使って直立させるまでに1時間近くかけて無事に立ち上がると、観光客から巻き起こる拍手。気づけば観光客も一丸となって松明あかしに参加している光景が印象的です。
無数の巨大松明がそびえ立つこの迫力……。
そして、点火までも人力で行うのが須賀川 松明あかし。地元の有志である男性一人がハシゴも使わず自分の手と足を使って自力で登り点火します。
その後、次々に巨大松明に火が灯る!
松明点火に合わせて松明太鼓が一層の盛り上がりを見せ、雰囲気を醸し出します。
点火役の男性が周囲の燃え盛る炎に目もくれず果敢に挑む勇姿。
全ての松明に火が灯ると、辺りは夜にも関わらず炎の赤々とした光に包まれ、観光客全員が松明の明かりに見とれる姿も。
最後は、巨大な松明も儚く燃え尽きて、須賀川 松明あかしは終わりを迎えます。
まとめ
日本国内でも珍しい炎の祭典「須賀川 松明あかし」は例年11月中旬にかけて開催されます。
400年以上の長い歴史を持つ伝統行事は、巨大松明だけが見どころでなく、祭りを通して須賀川市民と観光客が一丸となって参加できることも醍醐味の一つだと思います。
事前申し込みで参加できる一般参加小松明行列も開催されますので、申し込みや当日のプラグラムは以下の公式ページよりご確認ください。
最後に、筆者が幼い頃、なぜか「夜に火で遊んでいるとお漏らししちゃうよ」と両親に注意されてたのですが、須賀川 松明あかしが開催されるこの日だけは許してあげてください笑。
写真提供:山脇 康宏
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