【王道からデカ盛まで!】会津若松の名物ソースカツ丼でオススメしたい名店9選
白いご飯にかけて食べる“丼“料理、牛丼・天丼・親子丼・中華丼……日本の丼料理として、古今東西、現在まで独自の発展を続けてきました。その中でも、豚カツを卵でとじたスタイル・カツ丼は嫌いな人は居ないであろう大定番の調理ですよね!
しかし、その一般的なカツ丼のスタイル、会津若松では通用しないんです……。 この地でカツ丼と言えば、ご飯の上に千切りキャベツ、とろみあるソースに浸したロース肉やヒレ肉のカツをのせた 「ソースカツ丼(以下ソースカツ)」を指します。
近年、ご当地グルメとしても人気を博しており、市内の多くのお店がソースカツを提供している程、とっても馴染み深〜い料理なんです。今回はそんな会津若松のソースカツの歴史に触れながら、オススメのお店9選をご紹介していきます。大正から続く会津の味、食べれば虜のソースカツの世界へ踏み込んでみて下さい^^
会津若松とソースカツの密な関係!
誕生のヒントは“鰻の蒲焼”?
会津若松で長年愛され続けているソースカツ丼ですが、その起源を遡ると、東京都(早稲田)・群馬県(前橋地方)・長野県(伊那地方/駒ヶ根地方)・福島県(会津若松地方)・福井県(福井市)がそれぞれ挙げられるようです。
細かな違いはあれ、今でもはっきりしてはいない事から、その発祥地を巡っては度々論争となることも……! 会津若松での始まりはと言うと、ソースカツを提供しいる飲食店の有志による「伝統会津ソースカツ丼の会」によると、誕生には3つの説があるそう。
1つ目は『大正時代、洋食のコックさんが手軽に作れる賄に、鰻の蒲焼からヒントを得て、残った肉をカツレツに甘めのソースを絡めて丼に盛ったのが始まりされた』説
2つ目は『戦前、市内の食堂の店主が新たな味を求めて、東京から洋食のコックを招き、試行錯誤の末ソースカツを生み出し広めていった』説。
3つ目は『戦後、物資が不足していた頃、手軽に食べれる庶民のごちそうを作ろうと考えていた市内の食堂の店主が、東京においしいものを求めての旅に出て、出会ったソースカツをアレンジして、オリジナルソースで煮込んだカツ丼に仕上げた』説
このように諸説あるようですね。因みに会津若松はソースカツにキャベツを載せた最初の町とも言われているみたいです!
また、素材に拘る地産地消をモットーにもしており、「煮込みソースカツ」、「馬肉ソースカツ」など、お店によって味やスタイルに違いが見られるのも特徴なんですよ^^
ソースカツ愛はこんなところにも……。
実は、CDをだしています……。
これは、先述した市内の飲食店有志の会・伝統会津ソースカツ丼の会がソースカツをPRするために制作されたもので、本気なんです笑!
さて、お待たせしました! 次のページからオススメのソースカツ丼をご紹介します!