起き上がり小法師 × ムンクが奇跡のコラボ「起き上がりムンク」が可愛いすぎる!
顔が白くて胴体が赤い可愛らしい容姿、福島県会津の伝統的民芸品、起き上がり小法師。みなさんも一度は目にした事はありませんか?その起き上がり小法師が、あのムンクの「叫び」とコラボしたその名も「起き上がりムンク」が可愛いんです!
元々こちらは2013年、ノルウェーを代表する画家・ムンク生誕150周年用として渋谷ヒカリエで開催されていたイベントcafe MUNCH(カフェ ムンク)の店頭に並べられたもの。その愛らしさから人気を呼んでいます。
起き上がり子法師とは
何度倒しても起き上がる事から七転八起を意味し、無病息災、家内安全を有する縁起物として福島県会津地方に400年以上伝わる郷土玩具の一つです。会津地方ではこの小法師を「十日市」という毎年1月10日に行なわれる縁日で家族の人数+1個を購入し一年間神棚などに飾ります。
家族の人数より1個多く購入するのは「家族が増えますように」という願いから生じた慣習があります。ちなみに買い求める際は、実際に倒してみて起き上がるものを選ぶとよいんですよ!
ムンクとの意外すぎるコラボ!
ムンクはノルウェー出身の画家。代表作といえば日本でも馴染みのある「叫び」が有名ですよね!よく恐怖で叫んでる様子を描いたものと思われがちですが、実際は“夕暮れ時に突然の幻聴・幻覚に遭遇した人物が、恐怖を感じ手を耳に当て、懸命に不安と戦っている様子”を描いたものなんだそうです。
By エドヴァルド・ムンク – WebMuseum at ibiblio Page: http://www.ibiblio.org/wm/paint/auth/munch/ Image URL: http://www.ibiblio.org/wm/paint/auth/munch/munch.scream.jpg, パブリック・ドメイン, Link
ムンク生誕150周年にスカンジナビア政府観光局よりノルウェーの魅力と福島県の復興支援を目的にこのコラボに至ったそう。製作を手がけたのは会津にある民芸品工房「野沢民芸」。張り子作家・早川美奈子さんによる一点ものです。パッケージも特注品、「叫び」が描かれています!
度重なる盗難被害にあっても必ず美術館に戻るムンク作品と、何度倒れても起き上がる小法師に見立てたユーモラスなデザインになっていますよ!
愛くるしいよ!起き上がりムンク
元々cafe MUNCHの店頭に並べられたものでしたが、愛くるしさから人気を呼び通販、一部店舗にて取り扱われるようになりました。大・中・小の3つが販売されています。
ちゃんと起き上がるか実際に試してみました!
猫パンチされるも・・・・・・
ちゃんと起き上がります 笑。
猫パンチされて幾度となく倒れても立ち上がる姿には頼もしささえ感じてしまいます。縁起物なので贈り物としてプレゼントしても喜ばれるはず!
野沢民芸福島県耶麻郡西会津町野沢上原下乙2704-2
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4-3−16
平日 11:00-20:00/土日祝日 11:00-18:00
03-6262-3977
まとめ
起き上がり小法師がこのような形でコラボする何て予想だにしませんでした。全国各地でも伝統的民芸品が見直され様々なコラボが行われている近年。地域の良さを再認識する良いきっかけになるよう、どんどん盛んになっていってほしいものですね!