『アクアマリンふくしま』だからこそ楽しめる見所を8つに厳選してみた
福島県の海は、暖かい黒潮と、冷たい親潮が交わる「潮目の海」とも呼ばれ、さまざまな魚がとれる好漁場として知られています。
そんな潮目の海にある水族館が、今回ご紹介する「環境水族館 アクアマリンふくしま」です。アクアマリンふくしまと言えば、全国のオススメ水族館ランキングでも上位に入るほどの人気水族館で、年間100万人近くが訪れる福島の観光名所のひとつ。
そして、環境水族館という名前の通り、水族館としてだけでなくレクリエーションや学習の場として力を入れる教育施設としての一面もあり、お子さんと一緒に行く水族館としてオススメ!
そんなアクアマリンふくしまの見所を8つに厳選してご紹介しますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
編集部がオススメするアクアマリンふくしまの見所8つ
1. 宝石のように美しいアクアマリンふくしまの外観
やはりアクアマリンふくしまを紹介する際に外せないのが、特徴的な外観!
日本各地にも素敵な外観の水族館が数多くありますが、ここアクアマリンふくしまはガラスで出来たドーム型の屋根が特徴的な水族館です。
これは航海の安全を守る守護石としての意味を持つ「宝石のアクアマリン」をモチーフにしており、小名浜港に出入りする船の安全を守るシンボルとしての意味が込められています。
また、ガラスから射す自然光が館内全体を照らすことで、より自然に近い状態で館内の展示エリアを見学することができる設計にもなっています。
2. 海の生態系が広がるアクアマリンふくしまの展示エリア
アクアマリンふくしまの館内は、太平洋の潮目をテーマとした16のエリアに分かれており、福島県浜通りの海山川の生態系が再現されています。それぞれの見どころをご紹介しましょう。
- 海・生命の進化
- ふくしまの川と沿岸
- 北の海の海獣・水鳥
- オセアニックガレリア
- 熱帯アジアの水辺
- サンゴ礁の海
- オホーツク海
- 潮目の海
- ふくしまの海
- 友好提携園館
- アクアマリンえっぐ
- アクアマリンうおのぞき
- BIOBIOかっぱの里
- 蛇の目ビーチ
- シーラカンスの世界
- 金魚〜生きた芸術〜
色とりどりの魚が泳ぐサンゴ礁の海エリアでは、ファインディング・ニモでご存知、カクレクマノミ!その他、黒潮源流域のサンゴ礁にすむさまざまな生き物を見ることができます。
そして、北の海に生息する海獣や水鳥を見ることができるエリア。こちらは、大迫力のトド! 大きい体のわりに、可愛らしい顔で優雅に泳いでました。
長い眉毛のような特徴ある顔のエトピリカ。なんと、このエトピリカは潜水してエサを取りに行くこともできるのだとか!
3. 生きた化石「シーラカンス」の世界
アクアマリンふくしまでは、前述でご紹介したような魚以外にもオウムガイやカブトガニなどの「生きた化石」と呼ばれる海洋生物から、サンマ、イワシ、メヒカリといった家庭でも食べられる魚まで、多くの生き物を飼育・展示しています。
中でもアクアマリンふくしま開館当初から注力してきたのが「シーラカンス」の生態調査です。シーラカンスは、1938年に捕獲されるまで恐竜がいたような時代に既に絶滅したと思われていた、生物の進化の謎を解く鍵をにぎっている魚です。
アクアマリンでは、このシーラカンスの本物の標本を目にすることができるほか、世界で初めて撮影に成功したシーラカンスの稚魚の映像を観ることができます。
4. アクアマリンふくしまの名物「潮目の大水槽」
アクアマリンふくしまのもうひとつの目玉、それは黒潮と親潮が交わる潮目を再現した「潮目の大水槽」です。
黒潮は、世界でも代表的な海流で、流れが早く、日本の気候にも大きな影響を与えるのが特徴です。水槽にはカツオ、キハダ、マイワシなどの鱗がキラキラとした魚たちが素早く泳ぎ回っています。
親潮は、西洋塩類が豊富でプランクトンが多く発生することが特徴です。このプランクトンは魚にとって格好のエサとなるため、「生命を育む豊かな海」という意味から親潮と呼ばれています。
アクアマリンふくしまでは、このふたつの潮の境目を歩くことができます。三角形のトンネルをくぐって、黒潮と親潮の海の魚を眺めてみましょう!
6. アクアマリンふくしまの世界最大級タッチプール「蛇の目ビーチ」
水族館といえば水槽の中で泳ぐ魚を見るイメージですが、アクアマリンふくしまには水槽の外にも楽しみがあります。それが、世界最大級の人工ビーチ「蛇の目ビーチ」です!
ここでは、ヒトデやウニなどに触れられる他、イベントで潮干狩り体験なども行っており、子供たちにも大人気のコーナーとなっています。
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