インスタ映えまちがいなし!「赤ベコ公園」と、大人気「ヘッドフォンべこ」
今や知名度は全国区?! 赤ベコ公園
3年ほど前、福島TRIP編集部で運営するInstagramに、ある「公園」の写真を載せたところ某有名人も大好きと話題になり、いいね!を集めた投稿がありました。
それが会津若松市神指にある、この「赤ベコ公園」です!
赤べこファンや地元の人たちのあいだで密かに人気を集めていたこの公園、以前テレビでタレントのマツコ・デラックスさんが「会津のおすすめスポット」として紹介してからじわじわと話題が広がり、一躍人気スポットに!
公園の中央には、堂々とした出で立ちで空を見上げている赤べこ。
よーく見てみるとなんと滑り台になっています! 左肩の部分から入り、お腹を通り、お尻から出てくるシステム。大人も入れる大きさなので親子で楽しめます♪
さらに公園の周りを見渡すと、いたるところに赤べこたちが!
赤べこを探しながら遊んでみてくださいね。
マツコさんは本当に赤べこがお好きなようで、たびたび番組内でも紹介してくださっていて福島県民としては嬉しい限りです。
音楽に合わせてノリノリの赤べこ♪
こちらの赤べこも大人気!
音楽に合わせてノリノリ♪に首を振るような仕草がかわいい「ヘッドフォンべこ」、西会津にある野沢民芸さんが作っている赤べこです。
野沢民芸さんの通販サイトではいつも再販からすぐに売り切れてしまうのですが、2021年11月にオープンした会津若松市七日町通りの店舗では、ヘッドフォンべこをはじめ、これまでオンラインでしか買えなかった商品も店頭で購入することができます!
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七日町通りの店舗には、代表の早川さん(中央)はじめ普段は工房で絵付けや制作をしている職人さんが店頭にいらっしゃいます。
「カラフルべこ」もかわいいでしょ~!
野沢民芸商店
福島県会津若松市七日町9-1
月~木 ※営業日は金曜・土曜・日曜(日曜は不定休)ホームページにてご確認ください
冬期 11:00~15:00
0241-45-3129(平日の13時から17時受付)
赤べこの由来
赤べこは会津地方に伝わる郷土玩具で、赤い牛をかたどった張り子です。会津地方では、牛のことを「べこ」と呼んできました。首の部分がゆらゆらと揺れるように作られているのが特徴です。
赤べこの胴体に描かれた黒い斑点は「疱瘡(ほうそう)=天然痘」を表したもので、昔は死にいたる病気だった疱瘡から子どもたちを守るために、身代わりとして赤べこに描いたといわれています。
また、昔、福満虚空蔵尊円蔵寺再建の際、最後まで働き通したのが赤い牛だったという言い伝えもあり、柳津は「赤べこ発祥の地」として知られています。
このように赤べこの由来には諸説ありますが、魔除けや疫病除けの縁起物として長く親しまれています。