会津さざえ堂、世界的にみても珍しい構造なのはダ・ヴィンチが関係していた!?
会津若松市の飯盛山にて建立された世界でも珍しい二重螺旋構造、「円通三匝堂」はご存でしょうか? その特異な構造や外観がサザエに似ていることから「会津さざえ堂」とも呼ばれており、市内でも有数の観光スポットとなっています。
このお堂の特徴でもある螺旋構造は、万能人とまで言われた天才、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計したともいわれており、それがめぐりめぐって会津若松に伝えられたともいわれています。その真相は定かではありませんが、訪れれば二重螺旋が生み出す“不思議な錯覚”に見舞われまるはずですよ!
不思議な螺旋構造に心躍る「会津さざえ堂」で錯覚を体験
戊辰戦争時、会津藩が組織した青年部隊・白虎隊の墓所がある飯盛山。その中腹に「会津さざえ堂」があります。会津さざえ堂は1796年に建立されて以来その姿を変えておらず、現在は国の重要文化財にも指定されている貴重な建築物です。
お堂の高さは実に16.5mと当時の建物にしてはなかなかの規模。外観は名前の由来ともなっている「さざえ」のような渦巻きも見て取れますが、その他にも注目すべき点があります。窓枠が斜めになっていますよね? これこそ会津さざえ堂が不思議と言われる所以にもなっています。じっと見ていると揺れているような、そんな不思議な建物なんです。
龍の彫刻に、本堂の考案者・郁堂和尚の木像が祭られています。 入館料(大人400円/高校生300円/小中学生200円)を支払えばどなたでも入ることが出来ます。2〜3分で周れまるので入りましょう!