郡山駅にある「緑の扉」、人気J-POPグループGReeeeNが込めた想いとは
福島県の中心的な都市、郡山市の郡山西口駅前広場には、「緑の扉」と呼ばれるモニュメントをご存知でしょうか?
このモニュメントは、人気4人組J-POPグループ「GReeeeN」と郡山青年会議所が共同で製作されました。
GReeeeNのバンドカラーでもある緑一色に染められた扉は、駅の広場の中でも特に目を引くので、訪れるとすぐ気づくはず!
今回は、人気J-POPグループGReeeeNが、この郡山の地でモニュメントを建立した想いについてご紹介したいと思います。
GReeeeN結成の地、郡山
もともとGReeeeNのメンバー4人は、京都(HIDE)、千葉(navi)、佐賀(SOH)、沖縄(92)の出身で、歯科医になる夢を目指し、県内の大学歯学部に入学。 そこでの出会いがGReeeeN結成の始まりでした。
メジャーデビュー前には、自主制作のアルバムを郡山駅前のCDショップに置かせてもらったり、駅前のロータリーで路上ライブなども行っていたそうなので、地元の人であればデビュー前のGReeeeNをご存知かもしれませんね!
ちなみに、筆者個人も、学生時代にGReeeeNの曲をよく耳にしていただけに非常に思い入れがあります。
▼ GReeeeN – 愛唄▼
緑の扉とは
GReeeeN結成の地でもあり、”第二の故郷”とも言える郡山で建立したモニュメントには夢に向かって挑戦する若者たちに向けたメンバーからのメッセージが込められており、GReeeeNのヒットシングル「扉」「歩み」に合わせて緑色の扉やメンバーの手形と足形、メッセージが刻まれたベンチがあります。
それがこちら。
『扉を自らの力で開き、夢に向かって挑戦する人たちを応援する』そんなメッセージが込められており、扉を開けたときに指す光は、”扉の先にある光(夢)を掴む”そんな言葉がピッタリですね。
▼ GReeeeN – 扉 ▼
GReeeeNメンバーの足形
こちらは、『この世に生きた証を、自分だけの、自分らしい足跡を残してほしい』というメッセージを込めたメンバーの足形。 それぞれ4人の足形が扉を開けて夢に向かって突き進むような形で置かれています。
▼ GReeeeN – 歩み ▼
GReeeeNメンバーの手形
すぐそばにあるベンチには、メンバー4人の手形とGReeeeNのヒットシングル「扉」「歩み」の歌詞の一文が書いてあります。
メッセージである『ベンチに腰掛ける、あなたの背中をそっと押してあげたい』
郡山の地から夢を実現させたGReeeeNが、次は、夢に向かって挑戦する若者たちの支えになろうという想いがひしひしと伝わりますね。
GReeeeN、郡山からの旅立ち
そんなGReeeeNですが、2013年3月から本業でもある歯科医の都合により3人が福島を離れることとなりました。 HIDE、naviの2人が北海道、92(クニ)が沖縄へ。SOHを残す3人のメンバーは、福島から旅立ちました。
バラバラにはなりますが、音楽活動は継続し、今までどおりのGReeeeNであることには変わりないそうなのでファンの方々は一安心したのではないでしょうか。
そして、3人の旅立ちにあたり、期間限定で緑の扉が「桜color」に変わり、旅立ちを祝しました。
※今は元の緑色に戻っています。
懐かしい・・・もう桜colorは見れなそう・・・(^_^;)
"@darumabentou: 福島県郡山駅にGReeeeNの『扉』にちなんで緑の扉を建てたのに「春だからピンクにしよう!」ということでどうみてもどこでもドアになってる pic.twitter.com/KKgKk8AeFl"— nob (@nkeurope) 2014年6月9日
「キセキ」と「扉」がJR郡山駅の新幹線発車メロディに決定
2015年4月から始まった「ふくしまディスティネーションキャンペーン」の一環である「JR郡山駅発車メロディ変更プロジェクト」において、GReeeeNの代表曲でもある2曲を採用。
新幹線のホームは「キセキ」、在来線ホームは「扉」のメロディが流れることとなりました。 是非、郡山に新幹線で来た際には、ホームで流れるメロディに耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
緑の扉〒963-8003 福島県郡山市燧田195(JR郡山駅)
まとめ
これまで、歌を通じて多くの方に夢や希望を与えてきたGReeeeN。
その曲には、人生の旅立ち、大きな節目の際に背中を押し、一歩踏み出す勇気をもらった方も多いのではないでしょうか。
そして、GReeeeNのメンバーが「緑の扉」に込めた想い。
これからも多くの人の夢と希望に向かって前に進む後押しとなることでしょう!