造り手の心意気を感じればさらにお酒が美味しい! 金水晶ツアー「稲刈り編」に参加してきた
一気に秋の気配が深まってきましたね。実りの季節、福島県内はまさに稲刈りシーズンのピークを迎えています。
ということで、体験取材班行ってまいりました。5月に植えた酒米の稲を刈りに、福島市松川町へ!
今回は、日本酒好きの方に超オススメ「酒米からつくる金水晶~田植えから初しぼりまで」ツアー全3回のうちの第2回、9月21日に行われた「稲刈り編」のレポートです。
第1回:田植え編レポートは以下をご覧ください。
地酒「金水晶」の酒米田植え体験から酒蔵見学までできる1日ツアーに参加してきた!
この記事を読んで次回の「初しぼり編」にお申し込みの方には、主催者からのミニプレゼントあり♪ ぜひ最後まで読んでくださいね!
たわわなる稲穂に天の恵みを実感
JR東北本線の松川駅からバスで15分ほどで、5月にみんなで田植えした水原地区の田んぼに到着しました。
おお~、あんなに小さかった苗がこんなに大きくなって、たわわに実ってる~! これは福島県が独自に開発した酒造好適米「夢の香」という品種です。これが全部おいしいお酒になると思うとワクワクしますね!
隣の集会所に荷物を下ろし、さっそく田んぼへ。刈り方を教えてくれるのは、未来農業株式会社を経営するコメ農家、丹野友幸さん。4か月間、私たちが植えた稲を育ててくれてありがとうございます!
いまどき稲は収穫も脱穀も乾燥も機械で行うのが主流ですが、この日はイベントですからもちろん手刈り。そして天日干しのため、紐で結んで杭がけをします。
まず刈るのに必要なのは「鎌」ですね。ツアー参加者21名、さすがに「マイ鎌」持参の人は一人もおらず(笑)。全員、用意された鎌をお借りしました。ちゃんと左利き用もあるんです!
「特に難しいことはありません」といいつつ、慣れた手つきでデモンストレーションしてくださる丹野さん。下の写真の左側は「稲の代わりに手を刈らないように」という注意のジェスチャー。
では行くぞー! 一同、鎌を片手に田んぼへ突入。田植えのときと違って足元はぬかるみません。運動靴でも大丈夫です。
筆者、田植えと違って稲刈りは1シーズンだけ農家さんの手伝い経験あり。しゃがみこまず、体重をかけて一気に手前に引くのがコツなんですよねー(なんちゃって)。
この日のお天気はうす曇り。作業にはちょうどいい気温と思いましたが、しばらく鎌を動かしているとじんわり汗が出てきます。刈った稲は束にして紐で結わえるのですが、慣れないとこれが意外にタイヘン。
天日干しの仕方はいろいろあるそうですが、今回は杭の周りに縦に積み上げていく杭がけに。これが収穫後の田んぼに並んでいる光景は、だれでも一度は目にした記憶があるのではないでしょうか。
刈ったばかりの稲の香りに包まれて、みんなでワイワイ作業すること1時間。ふ~。
▲田植えにも参加したお二人。今回もモデルありがとうございました!▲
そろそろランチの時間ですね! って、あれ? まだ半分も終わってなーい(笑)。
ちなみに、私たちが作業した田んぼの面積は約5アール。収穫量は約320キロだそうです。ということは、今日刈れたのは150キロくらいかな?? 残りは丹野さんが機械で刈ってくださるということで、最後に記念撮影を。おつかれさまでした!