絶景の後は地酒に温泉も!安達太良山で大人の山旅を楽しむ
下山後のお楽しみ、岳温泉で癒やされる
安達太良山に登ったからには岳温泉をスルーするのはもったいない! 疲れてヘトヘト、汗だくの身体を熱めの温泉でリフレッシュしてきました。なんでも、岳温泉は昔から湯治場として人気があったそうで、かの水戸黄門も訪れたことがあるんだとか。
訪れたのは大正ロマン溢れるお宿「花かんざし」です。
入り口にはお名前の通り、精巧な作りの花をあしらったかんざしが飾られていました。
館内は、全て畳廊下で畳の香りや足裏の心地よさが印象的。
早速、お部屋に通していただくと広々とした和式で「片栗」という特別客室に宿泊です。
このお部屋、露天風呂付きなんです。しかもこの広さ! 3〜4人は余裕で入れそうな大きい露天風呂を独り占め。ご飯の前に汗を流してさっぱりしました。
お部屋食なので夕食はじっくり楽しめる
登山の後は疲れてるしあまり動きたくない、という方には嬉しいお部屋食。地元産はもちろん、全国の旬な素材を使ったお料理が楽しめます。
なんと献立が月によって違うそうで、本日は初夏をコンセプトとした全9品。はふはふと頬張ってしまった鱧のお鍋や、
旬魚の三点盛り。
もちろんお酒も忘れてはいけません。ここ花かんざしでは、二本松市の地酒も楽しめます。こちらは今年の全国新酒鑑評会でも金賞を獲得した奥の松酒造の「純米生酒」です。
爽やかな飲み口で、「くぅーっ」っと言いたくなるくらい風呂上がりの冷やは最高でした。
続いて、こちらは人気一の「Rice Magic スパークリングレッド」です。ワイングラスに合う日本酒アワードも獲得した日本酒とは思えない、シャンパンのようなシュワッとした発泡感が特徴。日本酒を飲み慣れてない方にもオススメできるほど飲みやすかったです。
地酒を楽しみつつ、主菜で登場した福島県産牛のシソの実味噌の青葉焼きもいただきました。
デザートには酒粕プリンやスイカにさくらんぼ。もうお腹いっぱい!
食後にもう一度、露天風呂に入りましたが夜風が気持ちよかったです。食事に温泉に、登山後のエネルギー充填には贅沢すぎました。
まとめ
福島県中部にある活火山、安達太良山。麓にはブナ、ミズナラ、ダケカンバなど緑の木々が生い茂り、鳥のさえずりや虫の音が響きます。中でも四季折々に咲く高山植物は、高度が上がるにつれ種類が変化し、多様な花々に出会えるのも楽しみ。
山頂付近では、ごつごつとした岩が現れ、沼ノ平では宇宙や月といった壮大なストーリーさえも感じさせてくれます。ロープウエイに飛び乗れば、1350mの山頂駅までぴょいっと空中散歩できちゃうのも魅力です。
そして下山後には岳温泉で汗を流して、地酒を楽しむ……これぞ大人の山旅ですね。ちなみに、花かんざしでは、大浴場で露天風呂に入りながら地酒が飲めるサービスも提供しているそうなので、こちらの記事も参考にしてみてください。
参考:一度はやってみたかった!露天風呂で日本酒が呑める岳温泉『お宿 花かんざし』
「初心者にお薦めの『日本百名山』」1位に輝いた安達太良山で山の世界への第一歩、お子様や初心者の方への登山デビューに!ご来県、こころよりお待ちしております。