インスタ女子必見!地元愛が生んだ銀河系スイーツ「ギャラクシーマカロン」
実は福島県には、インスタ映えするスイーツが多いって、皆さん知ってましたか? 元祖インスタ映えスイーツと言えば、いわき市小名浜の「ゼリーのイエ」 。最近、福島だけにとどまらず、あちこちで取り上げられている、会津若松市長門屋の「Fly Me To The Moon羊羹ファンタジア」は、最新のインスタ映えスイーツ(しかも和菓子!)として話題です。
そんな中、去年の夏ぐらいからじわじわ来ているのが、この「ギャラクシーマカロン」です。
それにしても、なぜギャラクシーなのか? 福島TRIP新人ライター・いわき市在住の山根麻衣子が、ギャラクシーマカロンを販売しているいわき市好間町(よしままち)の洋菓子店「アンプルール」を訪ねました。
ギャラクシーマカロンを売ってるのは、どんなお店?
「ギャラクシーマカロン」を販売している洋菓子店「アンプルール」は、いわき市好間地区の住宅街の中にあります。
店舗自体は、そんなに大きくはないですが、小物などが可愛く配置されている小綺麗な店内。ショーケースの真ん中にギャラクシーマカロン!
▲既にけっこうな数が売れていました▲
▲ショーケースから出していただきました!▲
まさに“銀河”を感じさせるマーブル模様は、ひとつとして同じ模様はありません。さらに中のクリームは、美容によいと言われているココナッツオイルを使用しており、美容を気にする女性にうれしい心遣いです。
▲ギャラクシーマカロンは、1個270円(税込)▲
ギャラクシーマカロンの誕生秘話
洋菓子店アンプルールのオーナー、吉田篤史さんにお話を伺いました。
▲笑顔が素敵なアンプルールの若き店主、吉田さん▲
吉田さん自身、小学生のころからお菓子を作り始め、高校生の頃にはお菓子作りを仕事にしようと考えていたそうです。その念願叶って2012年の12月にアンプルールを開店。この時期、東日本大震災からまだ1年半と少ししか経っていない頃でしたが、そんな時期だからこそ福島を、地元いわき市を、華やかなお菓子の力で元気にしたいと思って開店に踏み切ったそうです。
当時は開店しても、しばらくはお客さんが来ないかもしれない。そんな不安がよぎったそうですが、開店直後から予約が次々に入って、お店のショーケースに並べるお菓子がつくれないほどの反響があったそうです。「ようやく、お菓子とかそういう非日常なものを買えるような気持ちになれた時期だったのかもしれませんね」と振り返ります。
福島・東京合わせて、100店舗のマカロンを試食して、1年以上の試行錯誤ののち完成したギャラクシーマカロン。マーブル模様の銀河に、震災後からずっとあたためていた平和の想いをこめました。
▲ギフト包装もできます(こちらは有料のもの)▲
「地元いわき市を、お菓子で元気にしたい」と始めたアンプルール。その想いをお菓子にこめて生まれたのが、このギャラクシーマカロンだったのでした。
ちなみに、アンプルールの一番人気はやはりギャラクシーマカロン。それ以外では、果汁を丸ごと絞ったフルーツゼリー(本当にジューシーで、果物そのまんまの味がします!)やシュークリームも人気とのこと。基本的には、甘さ控えめのスイーツを心掛けているそうです。
筆者は「グレープフルーツゼリー」をいただきましたが、甘さと苦みが絶妙でした!
▲価格と商品のラインナップは取材時、4月当時のもの▲
運が良ければ、こんなお買い得品にも出会えます。これが実はすごい人気なんだそう。
まとめ
福島県いわき市で注目のギャラクシーマカロンが人々を魅了するのには、そのビジュアルはもちろん、地元いわき市を想うオーナーの熱い地元愛が込められているからなのかもしれません。ちなみに、このギャラクシーマカロンは、今のところオーナーの吉田さんしか作れないそうで、世界でたった一つのマカロンというフレーズも素敵ですよね!
ギャラクシーマカロンを販売するお店アンプルールのあるいわき市好間地区は、以前紹介した「ジャンボシュークリーム」などデカ盛りでまちおこしをしている地域でもあります。想いのこもったギャラクシーマカロンと、デカ盛りメニューを楽しみに、いわき市好間地区に足を運んでみてください。
アンプルール福島県いわき市好間町下好間字中島71-2
0246-84-6232
10時~19時(火曜定休)